声優

声優になりたい!男女どっちが難しい?現役声優の割合は?

声優になりたい人は、男性、女性問わず増加中ですね。有名な声優さんの名前も、男性、女性どちらも思い浮かびます。しかし、少年の声なら女性声優が担当していることがありますよね。

男性や女性でどちらかが有利なのでは?と気になる方もいるでしょう。声優になるにはどちらかで難しさがあるのか、またあるならどちらなのか、デビュー後の仕事内容の違いなどもあるのか、という疑問を解決していきましょう!

ライバルは何人いるの?声優を目指す人はどれくらい?

現在声を使った仕事をしている人は、10,000人ほどいるといわれています。しかし、声優名鑑に掲載されている声優さんの数は2019年では男女合わせて1,430人となっています。

アニメだけでなく、スマートフォンの普及やゲームなどで声優の仕事の裾野は大変広まっているため、数値としては多いものの実際の活躍度とは差異があるようです。

声優希望者もどんどん増加していて、養成所の数、数百人単位の生徒たちを考慮し、さらに養成所試験に不合格だった人たちを含めて、声優志望者は30万人をこえているとさえ言われるようになったのです。(参考:https://president.jp/articles/-/28284岩田光男「声優道」)

男性と女性はどちらが声優になりやすい?

声優名鑑を比較してみると、2019年女性編は847名の掲載数となっています。男性編では583名記載されています。こう比較すると、単純に女性のほうが多いから、女性がなりやすいと思ってしまいます。

しかし、声優希望者は女性のほうが多いのです。声優になりたい女性は男性のざっと3倍はいるといわれています。女性が声優になるほうが、狭き門と考えてよいでしょう。

また、男性は声変わりがありますから、声の個性が出やすい傾向があります。この声優さんでないとできない役というのが決まりやすいといってよいでしょう。しかし、女性声優の場合、特に少年少女を問わず子供時代を演じるときに声が似やすいといわれています。

どの人の声でも同じ結果なら、どう声優を決定するのかというと、演技力や表現力で決定ということになります。倍率が厳しく、高い演技力を求められるわけですから、女性のほうが難易度は高めなのかもしれません。

しかし、男性が簡単に声優になれるというわけでもないですよね。男性声優だって、もちろん高い演技力や表現力を求められます。

男性だからなりやすい、女性だから簡単そう、と簡単に決められないのが声優です。自分の声と演技力、個性、コミュニケーション力など、トータルで勝負していく世界です。

男性の声、女性の声とはっきりわかれているけれど、なるまでの道のりや仕事内容自体は男女差が少ない職業といってよいでしょう。

声優になりたいけど声がダメかも

声が低い女性、ハスキーボイスの女性、逆に声が高い男性など声に大きな特徴がある人は、声優になりやすいのでしょうか?それとも難しいのでしょうか。声の特徴は、替えの利かない存在として認められれば、長所となり声優としての仕事につながる可能性は高いです。

たとえば、ハスキーボイスで母親役、おばあさん役などを中心にコンスタントに仕事が舞い込んでいる声優さんもいます。声優として唯一無二の存在になれる可能性を秘めているのが、声の特徴といってよいでしょう。

しかし、声の特徴がどんなにあっても基礎がしっかりしていなければ、もちろん声優としてはやっていけません。

さらに高い演技力や表現力を持っていること、現場での対応力があることなど、声優として求められていることを持ち合わせていることが声優として成功するための必須条件です。

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声優としてデビューしてからの男女差はある?

男性声優の数自体は、女性声優の7割程度となっています。これは、最近アイドル声優として売り出そうとする事務所が、女性声優を多く所属させようとしていることも理由と考えられます。また、女性だけが所属できる事務所もあります。

男性アイドル声優や、男性アーティスト声優もいますが数は少ないですね。数値の面では、このように明確な差が出ています。しかし、アイドル活動、アーティスト活動を除いた声の仕事という側面からは、大きな男女の違いはありません。仕事内容は同じと考えてよいものです。

仕事の量や種類にも差が出る事は?

男性、女性どちらかが特別に仕事が多いということはあるのでしょうか。少し前までは、ゲームやCDドラマのキャスティングは女性ばかりでした。そのため、女性のほうが仕事の量が多く、種類も豊富な傾向にありました。

しかし、最近ではスマートフォンの普及で携帯アプリゲームを世代や年齢問わず利用している方が増えていますよね。ゲームが多様化するにつれ、登場人物が女性だけのゲームばかりでなく、男性だけというゲームも増加しています。

たとえば、戦国武将がたくさん登場するゲームなら、複数の男性声優が必要ですよね。

男性声優の仕事量が増えつつあるため、女性とさほど違いはなくなってきています。種類も、同様にアニメからゲームまで幅広く男性声優は活躍中です。

唯一差があるとしたら、アイドル声優でしょうか。アイドル声優なら、その需要や数などもまだ女性が多いです。しかしアーティスト活動をしている男性声優も増えていますので、ここも仕事の種類も違いは少なくなっています。

アイドル声優、アーティスト声優って?

ルックス、歌唱力、ダンススキルなどを兼ね備えたアイドル声優、アーティスト声優さんたち、憧れの的ですね。しかし、アイドル声優に否定的な意見も、インターネットなどでは見受けられます。

実際、デビューしたものの長期的な活動はできず、引退していく人たちもいます。とはいうものの、1970年代から実はアイドル的な存在の声優は少なからず存在していました。

中には現在も活躍している方もいますが、ゆるぎない事実としてアイドル声優としての能力だけではなく、声優としてのスキルがしっかりしているということが挙げられます。

アイドル声優になりたい気持ちを否定するのではありません。

ただ、声優になりたい気持ちを強く持っているなら、声優としてのスキルをまず確立させないといけません。その後でアイドルやアーティストとしての力をつけていくほうがよいでしょう。

アイドル声優は事務所がデビューを決定するものなので、それだけにこだわっていると、声優としての力もつきません。アイドル声優学科、アーティスト声優学科がある養成所や専門学校も登場しています。

しかし、声優としての基礎力をきちんとつけられるのかどうか、必ず確認しておきましょう。

収入の多さなら男性声優?それとも女性声優?

これは、単純に比較するのは難しいです。というのも、声優のお給料は所属した年数のランクで決定する仕事が多いからです。アニメなら、セリフの多さなどではなく、年数のランクで決まっていきます。つまり、男女にまったく違いがないといえるでしょう。

しかし、CDやグッズなどで売上が入るアイドル声優は別です。中には爆発的な人気を元に、大きな収入を手にすることもあります。この段階では女性声優のほうが、収入は上回っていることも少なくないのです。

しかし、アイドル声優として活動できる期間はそれほど長くありません。年齢と共に人気が下火になっていきます。ごく一部の方は、長期に渡ってアイドル声優としての活動、アニメの主要人物の役などを継続できています。

男性声優の場合は、爆発的な人気や一時的な仕事を得ることは少ないです。それでも第一線でずっと活躍している声優さんは多数いらっしゃいます。長期的な目で見た収入は、男性も決して女性よりも少ないというわけではないのです。

息の長い声優は?男性?女性?

長く声優をしているのは、男性、女性どちらなのでしょうか。声優は発声などの基礎的なものに加えて、演技力が求められる仕事です。

そのため、演技力などの下地がしっかりしている声優さんは、息の長い活動をしていることが大半です。その分、今は声優の高齢化が取りざたされることが多いですね。主要キャストが総代わりするようなアニメもあります。

最近ではサザエさんのマスオさん役、アンパンマンのジャムおじさん役の増岡弘さんが83歳で卒業されて話題になりましたね。声優として一度仕事を始め、力があればずっと長くできるということでしょう。

女性も、野沢雅子さん、加藤みどりさんのように70代後半から80代でも第一線で活躍している方もいらっしゃいます。どちらかの性別が、早く引退してしまうということはありません。

確かに男性は加齢による声の渋み、深みなどが魅力となるタイプの人が多いです。声が低くなることもさほど不利にはならないでしょう。しかし、女性でも声の変化をうまく活かしている声優さんもいます。

また、できるだけ声をキープできるように鍛錬を続けているのは、男女どちらも変わらないでしょう。どのようにキープしているのかは、企業秘密の部分もあるかもしれませんが、男女共通して言えることは基礎的な発声など、声優として絶対に必要なものを、どれほど経験を積んでもおろそかにはしていないという点です。

性別よりも、声の張り、演技力などが長く声優としてやっていくためには重要です。もちろん体力もなくてはならないものでしょう。

需要が多いのは男性?女性?

声の仕事として求められるのは、男性、女性違いはないと考えてよいでしょう。女性声優は若いうちだけ、男性声優はアイドルとしての需要がないといったこともいわれていました。

しかし、もちろん女性声優も長く仕事をしている方も増えています。産休をしっかりとって、その後復帰している方も少なくありません。

男性声優でも最近はルックスに注目が集まっている方も多いですね。宮野真守さんのように、俳優としての仕事と並行して声優をしっかりしている方も増えています。もちろんアイドルと変わらない見た目で、女性から高い支持を得ている声優さんも増加中です。

女性だから仕事がしにくい、男性は不利といった男女間の違いがどんどん減ってきているのが声優という仕事です。

声優では男女の違いを気にしなくてもよい!

性別での不利な点は、努力などで変えようがないので、事前に大変気になってしまうものです。しかし、声優は現役で仕事をしているどの方も、「自分は男だから」「女だから」とこだわっていないはずです。

声優としてどのように仕事をしていくかに焦点をあてて、日々前進しているでしょう。性別を気にするよりも、基礎力をアップするためのレッスン、演技力をつけるといったことに時間を割きたいものです。

本格的に声優を目指しているなら、一時的にアイドル声優として活躍できればそれでよい、と考えている人は少数派ではないでしょうか。

声優の仕事のどの部分に魅力を感じているのか、自分はどうやって活動していくべきなのか、を一度じっくりと考えてみましょう。