声優

一般人でも人気声優になれる?第一線の声優になるための注意点は?

声優になりたいと思ったけれど、自分にその才能があるかどうかわからないと悩んでいませんか?

  • 特に発声や演技の勉強をしたわけでもない一般人でも、声優になれるの?
  • 声優養成所や専門学校から人気声優になるためにどうすればいい?

こんな疑問を解決していきます!

人気声優になるには?

声優になること自体は、それほど競争率は低くありません。声優ブームとも呼ばれている現在、声優養成所はどんどんできています。養成所を卒業した段階で「声優です」と名乗っても、特に問題はないわけです。

しかし、人気がある声優、つねにアニメや映画に出る、ボイスCDが発売される、歌を出してアーティスト活動もするといった、第一線の声優には誰でもなれるわけではありません。

声優としてデビューするだけでなく、活躍したい、これが誰でも希望する本音でしょう。今、人気声優として活動している人たちは、どんなレッスンを受けどのようにデビューし、活動しているのか、これは本当に様々なパターンがあります。

しかし、共通するのは声優という仕事への深い理解と、自分だけの特徴やPRポイントを持っているという点でしょう。いうまでもなく、発声や演技などの基礎的な力もしっかりとしています。

声優になる方法は、いくつかありますが代表的なものとして、養成所や専門学校があります。ただしいずれも漫然と通っているだけでは「人気者」になれる保証はありません。

現在活躍している声優さんを研究すること、自分の目標を設定することは、その後のレッスンや勉強で大変重要になります。

声優志望の人は、人気声優さんの真似をすることも多いですが、オリジナリティ、いわゆる「キャラが立っている」声優さんでないと長く活動するのは難しいでしょう。自分はキャラどう確立するのか、早めに考えておくことは大切です。

声優はやはり才能?頑張ってもなれるわけじゃないの?

声というのは、天性のものですね。年齢によって自然に変化することはあっても、まったく違う声を出したいからといって、思い通りに変えられるものではありません。

声優になりたいけれど自信がない、才能がなければなれないのでは?と心配している人はかなり多いのです。

必要とされる声なら声優になれる!

アニメなどでは特に、女性ならヒロイン特有、男性ならイケボと呼ばれる声の声優さんたちが活躍しています。そのため「あの声が出せないなら声優になれない」と思ってしまうでしょう。

しかし、アニメではヒロイン、ヒーローだけが登場しているのではありません。いわゆるかわいい声、カッコいい声ではないことで、制作側が求める役と一致する可能性もあるのです。

声優になりたいけど声が良くない!思い切ってコンプレックスを逆手にとる

女性が低い声、逆に男性が高い声というのはコンプレックスになりやすいです。養成所などではレッスンで求められることができず、「自分はやっぱり声優にはなれない」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。

しかし、誰にも出せない声、これは役につける可能性を高めることができます。どんな声でも、自分の武器とするためには、発声などの基礎力をしっかり学んでおくことが大切です。

声に特徴がないけれど声優になれる?特徴がなくてもあきらめてはダメ!

印象に残らない声、平凡な声といわれる声は、声優にはなれなさそうです。しかし、いわゆる脇役としてなら、この特徴がない声をメリットとできるでしょう。主役や、特徴のある声の人たちを邪魔しないからです。

もちろん養成所のレッスンの上で、様々な声を出せるように変化していける人も多いです。今、平凡な声しか出せてないからといって、声優にはなれない、どんな役もできないとあきらめず、発声などの基本を学んでいくことをおすすめします。

アイドル声優はやはり難しい

声のコンプレックスだけでなく、アイドル声優としてデビューしたい場合は、かなり厳しい部分があります。ルックスやユニットなどから注目を集めやすいですし、あこがれやすい対象ですが、だれもが長くアイドル声優として活躍できるわけではありません。

あくまでも声優に重点を置いて、技術や演技、表現力などをつけていき、チャンスがあれば(事務所から売り出そうという声がかかったら)応えるというつもりでいたほうがよいでしょう。

才能や自信がなければ声優になれないわけではない

活躍している声優さんすべてが才能や自信に溢れているわけではありません。第一線の声優さんも、日夜おしまぬ努力をしている人もたくさんいるでしょう。

そもそも、求められる仕事内容が変化していくことが声優では多いわけですから、勤勉さも兼ね備えていないとデビューはできてもずっと活躍することはできません。

自信を持て!ということは簡単ですが、自信がないなりにもどのように声優として仕事をしていくのか、何をすればよいのかを常に考えておくことで、着実に仕事を増やしていくほうがよいでしょう。場数を踏むことでつけられる自信というのもあるからです。

声優を目指すと決意しても失敗するのはどんなケース?

声優を目指したのに失敗してしまう、どんなケースがあるのでしょうか。もちろん、何をもって「失敗」と判断するのかは個人によって違うでしょう。

しかし「これだけはやってはいけない」というものは少なからずあるのです。

基礎練習をサボる

発声と滑舌は、訓練しないとおとろえます。毎日2時間の基礎練習をしないと、維持できないと考える声優のプロもいるほどです。時間の確保が難しい、仕事やアルバイトでレッスンできなかった、これが続くことで呂律が回らなくなってしまいます。

サボってしまうと、取り戻すまでに2倍以上の日数がかかります。超ベテランの人でさえ「外郎売をしない日はない!」と言っています。基礎練習さえ継続できないなら、声優として失敗してしまう可能性は高いです。

コミュニケーションが苦手

個別にスタジオに入り、自分のセリフを言って「失礼しまーす」声優はこんな仕事ではありません。連携プレーが重要ですし、収録以外の場面でのコミュニケーションも必要になってきます。

声優業界は体育会系といわれています。監督や先輩たちと積極的に会話したり、場を盛り上げたりということも時にはしないといけないのです。内気であまり人と接するのが苦手な人も、極端に集まりの場などを避けることはやめましょう。

失敗を乗り越えられない

声優の仕事に失敗はつきもの、といってしまうと極端ですが、声優として仕事をしている人たちで失敗経験がない人はいないでしょう。現場でのダメ出し、監督からのリテイク指示、パクが合わない、他の人に迷惑をかけた、などなど無限に思い浮かぶでしょう。

血の気が引いてパニックに陥る、さらなるミスを繰り返す、こんな状態になることもあるのです。チャンスを無駄にしてしまった、このあと声優として声をかけてもらえないかも、と落ち込んでしまいます。

また、同じような失敗をしてしまったらどうしようという不安を抱えてしまい、いつまで引きずってしまうこともあります。

しかし、プロであるからには切り替えることが大切です。キャラをガラッと切り替えるように、気持ちも切り替えてしまえるかどうか、ここに成功のヒントを見つけられるでしょう。

同じような失敗を繰り返したり、声優として技術に不足があったりというのでは問題です。しかし、失敗は寝たら忘れる、次の現場で上手くやる、と前向きな気持ちでいましょう。

いつかは声優になれる夢を捨てきれない

養成所に通い、事務所に入れなかった、事務所には入ったものの仕事がない、「きっといつかは自分も人気声優になれるかも!」という希望を捨てきれず、いつまでも「声優の卵」活動を続けてしまう人がいます。

「もしかしたらデビューできるかも」「頑張っているから止めるきっかけをつかめない」こんな状態で、長い人では10年やそれ以上も過ごしている人もいます。声優になれなかった場合のシミュレーションも絶対にしておかないといけません。

声優を目指す年齢、養成所に通う年数、事務所に所属してデビューするまでの年数を考慮して「〇年頑張って、無理なら就職しよう」と決めておくほうがよいでしょう。金銭、体力、年齢いずれも問題なくずっと声優を目指せる人はまずいません。

初期費用なしで声優を目指す

貯金なしで声優を目指す、もちろん今アルバイトや仕事をしていてその費用を養成所などの学費に回せる場合なら、なんとかスタートできるでしょうか。

学費に加えて、本格的に活動していくなら、ボイスサンプル作成、事務所オーディションの費用、オーディション用の写真撮影(ヘアメイク込み)と、費用は本当に必要です。

アルバイトとレッスンのバランスに苦しむ声優養成所の人たちは多数います。できるだけ貯金をしておき、養成所や専門学校に入るほうがよいでしょう。バイトをしないといけない場合でも、万が一用に貯金を置いておくようにします。

たとえば「オーディション前の1週間、バイトを休んで集中して練習する!」これも貯金があれば可能になりますよ。

自信がなさすぎる&根拠のない自信過剰

養成所や専門学校に入ったときに、経験者が同クラスにいることが多いです。長年養成所に通っている人もいますので、これは避けられないことといってよいでしょう。

当たり前ですが、基礎的な勉強を少しでもしている人は上手いです。「自分はあれほど上手にできない。ダメだ」と自信をなくしてしまう人がいます。

逆に「養成所ではいつも褒められていたし」「養成所には学費免除の特待生として通っている」「クラスの中で自分より上手い人はいない」と、根拠のない自信に溢れている人がいます。どちらも、声優として失敗につながりやすいのです。

自信がなければ自信を持てるように練習し、レッスンから様々なことを吸収するべきです。ほとんどの養成所は現役の声優さんたちが指導しています。

そこで、積極的にレッスンを受けることで、より高いレベルの指導を受けられるでしょう。受け身でいる限りは成長できず、仕事もできないのが声優です。

また、根拠のない自信も持ってはいけません。30万人以上が声優志望者といわれている今、30人に満たない養成所の中のトップを取れたからといって、声優として成功できるかというとかなりの疑問があります。

自分の実力、技術を冷静に判断し、足りないものを補っていかないと声優として失敗してしまう可能性が高いでしょう。

声優にスカウトされるためにはどうすればよい?どんな場所でスカウトされる?

モデルやタレント、芸能人などはデビューのきっかけがスカウトという人も多いですよね。声優の場合、スカウトでデビューできるのでしょうか?

まず、声の仕事では見た目でスカウトされるモデルのようにはいきません。街中で声をかけられて、声優へということは不可能です。

声優としてスカウトされるパターンでは、劇団などで声優にならないかと、声を掛けられるというものがあります。

舞台などで声を聴いたことで、「うちで声優になりませんか」スカウトとしていくのです。

また、声優ではなく俳優になるための勉強をしていたけれど、勧められて変更した人もいます。俳優でもボイストレーニングは受けますので、その先生が「声の仕事をしたほうがよい」とアドバイスして声優を目指したケースもあります。

ただし、スカウトされるために、劇団に入る必要はありません。演技の幅を広げる意味では、芝居を勉強するのはむしろ積極的にするべきですが、劇団でないといけないということではないのです。

やはりスカウトを待つより、声優専門学校や養成所に通うほうが近道といえます。

【関連記事】声優養成所の選び方

人気声優になれないのはどんなタイプ?

声優オーディションになかなか合格しない、仕事が回ってこないこんなタイプの人はいます。オーディションで落ちやすい人は残念ながらいるのですが、どんなケースが多いのでしょうか。

演じ分けができない

アニメ声優のギャラは、通常ランクで決まります。セリフ数や主役かどうかということでは決まりません。ということは、キャラをたくさん一人が演じたほうが、製作費を抑えられるので声質が多いほど重宝されます。

有名声優でも、モブを演じることもよくあります。そのため、新人の場合は何役でもできますという人ほどオーディションには通りやすいのが現状です。

早口になってしまう

オーディションのときに早口になってしまうと、合格しにくいといわれています。

経験がない人は、オーディションでは緊張などを原因として、早くセリフを言ってしまうからです。逆に早口だと「経験が浅いから今回はとらない」と判断されることもあります。

もともとしゃべるピッチが速い人は、遅くする訓練を自分でしましょう。また緊張が原因なら乗り越えるテクニックを身に着けるべきです。

イントネーションの違い

自分では正しいイントネーションで話しているつもりが、わずかな違いが出ることでオーディションに通らないことがあります。生まれ育ったところのクセは、自分も周囲の人たちも同じようなイントネーションのため、違う土地に行かないと気づけないことがほとんどです。

本番で修正ができる、直せる前提で合格になる場合もありますが、録り直しを恐れて避けられることが多いです。製作する側は、他を巻き込む時間の無駄、費用の無駄をもっとも嫌がります。

過剰な演技、適切でない表現

オーディションに合格したい!この気持ちが空回りしてオーバーな演技となってしまうことがあります。頑張っているのですが、裏目に出ているケースです。

また、制作側が「この程度」と思っている表現とまったく違うものばかり演じていると、本番でも意志が通じない可能性があると思われてしまいます。

適度な演技というのは慣れによることも多いのですが、養成所などでしっかり学ぶ必要があるでしょう。

教えられたこと以上広げられない

養成所や専門学校で声優としての基礎を学び、演技力などを身に着けたとしても、それ以上のことができないとオーディションには合格しません。

オーディションを受ける人はほとんど、声優あるいは俳優としての基礎を身に着けていると考えてよいです。つまり「誰でもできること」といってよいでしょう。

また有名専門学校や養成所で学んだ人、学んでいる人はその点をアピールしようとしますが、それはメリットにはなりません。制作している側としては、求めている声を出せる、演技の内容を理解して対応できる、この点を重視したいのであって卒業校を知りたいのではありません。

声優だからといって特別なことが求められているわけではありません。制作側が必要としている声優ならオーディションに合格します。必要とされやすい声優は、感情の込め方が適切、何役でも演じられそう、制作サイドの心情もわかる、こういうタイプでしょう。

人気声優はこんな努力をしている!

基礎練習の積み重ねが、声優を作ります。大御所、売れっ子、人気声優いずれも絶対に基礎練習をしています。どんな努力を日々重ねているのでしょうか。

発声練習

当たり前ですが、正しい発声を身に着けていないと、声優として仕事をすることはできません。喉を痛めたり、変なクセをつけたりしないためにも基礎の基礎です。

腹式呼吸

声を仕事にするなら、修得できていないといけません。姿勢の良さが求められます。長く声優を続けていくためにも、正しい方法を身につけましょう。

リップロール

唇を振動させて声を出す方法です。声帯だけで音をコントロールする際に、姿勢、身体のリラックスなどがすべて可能になります。

ハミング

口を閉じて鼻を振動させることでハミングとなります。響きを出すためにも、必ず習得し毎日練習しましょう。

表情筋を鍛える

声の仕事に表情筋は関係ないのでは?と思われがちですが、声優としての可能性を広げられます。喜怒哀楽を表現するだけでなく、発声にも良い影響がでてきます。

もちろんこれだけではありません。日常生活の会話でも、意識して会話する(早口ならゆっくり、明瞭になるようになど)だけで訓練となります。

人気声優たちは意識して、あるいは日常生活に取り入れて実力としています。今日からすぐに始めましょう!

毎日継続しないと、すぐに遅れをとってしまいます。2時間が理想といわれていますが、1時間でも30分でもかまいません。「今日は面倒だな」と思っても、必ず練習しましょう!

まとめ

一般人でも人気声優になることができます。どの声優もいきなり声優だったわけではなく、努力や訓練を継続することで実力をつけ、人気につなげています。

声優養成所や専門学校は、あくまでも基礎の基礎を身に着けるところです。自分で練習は必須です。

また、声優としての技術だけでなく、コミュニケーションや自信など、どの仕事でも求められる要素も重視したいところですね。